松栄丸広報室

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カニ鍋に種類がある?

  • さかな
カニ鍋に種類がある?

みなさんこんにちは、松栄丸広報室の藤田です。冷え込むとおいしくなるのが、家族みんなで囲む鍋。みんなでワイワイ囲むなら、豪華に「カニ鍋」なんていかがでしょうか。

カニを使った鍋物、実は一種類ではなくさまざまな選択肢があります!今日ご紹介するのは「カニすき」「カニちり」「カニしゃぶ」の3つ。さっそく、どんな違いがあるのか見ていきましょう。

「すき」ってなに?

いきなり、告白みたいなはじまりですが笑、「カニすき」の「すき」って何でしょう?最初に思い浮かべるのは「すき焼き」かもしれませんね。

すき焼きにも通じる話ですが、もともと農機具の鋤(すき)を鉄板代わりに、鶏肉や豆腐などを焼いたり煮たりして食べていたことから「すき焼き」と呼ばれるようになったそうです。驚き……!!

魚すき、牛すき、鶏すき……などなど基本的に野菜や豆腐など醤油味の寄せ鍋をこう呼ぶようです。

というわけで「カニすき」は、濃い目の出汁でかにを茹で、そのままお出汁で食べるスタイルのようです。

身がちりちりする?

続いて「カニちり」です。「ちり」とよばれる料理は一般的に魚などをメインにした鍋料理のことを指します。

鯛ちり、鱧ちり、ふぐちり……。お湯につけると身がちりちり~と、縮む様子から「ちり」と、呼ばれるのだとか。見た目そのまま、呼び名になっていたんですね。

また、使用する出汁は「すき鍋」と違って、薄味のものを使用するのだそう。食べるときにぽん酢で食べるのが特徴です!

「カニすき」は、薄味の出汁でかにを茹で、ポン酢などで味付けして食べるもののようです。

鮮度が命!

しゃぶしゃぶの特徴は何といってもメインとなる素材!生で食べられるくらい鮮度のいい牛肉やふぐなどを、出汁にくぐらせてタレにつけて食べるのが「しゃぶしゃぶ」というのだそうです。

かにちりとほぼおなじ調理法のようですが、かにしゃぶの場合は殻をとってしゃぶしゃぶするので、調理法がやや異なります。

というわけで「カニしゃぶ」は昆布のみの出汁で水炊きに近い出汁で、活きのいいかにを茹で、そのまま食べるかぽん酢で食べるという定義になります。

これは、松栄丸のいい活ガニを取り寄せてしゃぶしゃぶしたいところ!鮮度がいいカニなら、しゃぶしゃぶがおすすめと言えそうです。

社長のおすすめは?

それぞれ違いがあり、どれもおいしそうですがやっぱり気になるのが、いくつものカニを見てきた目利きが選ぶ鍋の種類!社長におすすめの食べ方を伺いました。

社長:
そうですね、子供の頃は、ぽん酢で食べるかに鍋をよく食べていました。

なるほど、社長がなじみ深いのは、カニちりかカニしゃぶということですね。


社長:
活きカニで買っていただくなら、生で食べて、さらに鍋にというのもおすすめですね。鮮度のいいカニでうまい鍋を楽しんでほしいです。
社長:
ちなみに!茹ガニを鍋に使用すると二度炊きとなり旨みがなくなってしまいます。なので、鍋なら活きガニ。届いてすぐそのまま食べたい方には茹ガニをおすすめします!

なるほど!活がになら、しゃぶしゃぶ、かにちり、かにすき、そのまま食べるなら茹でガニ。いずれにしても、どれもおいしいのは間違いないですね。

あなたの好みにあう食べ方は見つかりましたか?年末年始、温かい家族の時間にかにを囲んで楽しんでくださいね!